突然の駐車場立ち退きから始まったNEW Car-Life
自宅から約30メートル、徒歩10秒。
近隣の地主さんに、亡き親父が交渉しに行って、無理矢理作った駐車場。
かれこれ、、40年近くはここにある。
山の一部を開拓して、4年前に他界した親父が自力で作った駐車場。
雪の日も、雨の日も、暑い夏も、色々問題はあったが、そこにあるのが、当たり前だった。
いや、むしろ、周りの木々が強烈な暑さ、風雨、雪などの自然環境から守ってくれていたような・・
ただし、鳥害は酷く、それは悩みの種だった。
4月の終わり、地主さんが突然、家に来た。
「お貸ししている駐車場ですが、もう土地の方を業者さんに譲ることになっていまして、前にも言いましたが、3カ月後頃には工事の方が始まってしまうので、お車の方をどうにかしてください。」
と、土地再開発の為に駐車場立ち退きを言い渡された。
最近は、自宅周辺の山が切り崩され開拓されて、新築住宅が50件以上たっている。
この駐車場も、いずれは退かなけれければならないと、承知はしていたが、こんなに早く来るとは思っていなかった💦
ちょうど、先月から、毎日車で通勤するようになった途端にこれである。
家の周辺は閑静な住宅が立ち並び、歩いてすぐの場所に「中学校」と「小学校」がある。
自宅近辺の駐車場は、そこの先生たちが借りてる場所が多く、ネットで月極駐車場を探しても200メートル、300メートル離れた場所にしか月極駐車場が出てこないのだ。
私は途方に暮れた。
こんな時に頼りになるのが、母親とご近所さんである。
母親がご近所さんにこの話をすると、斜め前の家の方が借りている駐車場が空いてるかもしれないとの事だった。
早速話を聞いてみると、2週間前に2カ所の空が出たのだが、翌日には学校の先生達が借りてしまったとの事だった。
その駐車場は横一列に10台ほどの車が並んでおり、今の駐車場から20メートルほどの場所にある。
その角に、わずかなスペースがあった。
道路に面して斜めになっており、車一台ギリギリ停められるか、どうかという激小スペースである。
早速、持ち主の方に話を聞く。
すると、このスペースは、狭いので、貸さない様にしているとの事だった。
しかし、そこを何とか、ご近所さん、事情を説明する事5分。
とりあえず、車を止めてみる事にした。
すると、、、何と、どうやって止めても、頭が40〜50センチほどはみ出してしまう。
斜めに停めたり、ギリギリまで下がってみてもやはり、はみ出してしまう。
流石に、小学校と中学校の通学路に当たる場所で、歩道にはみ出していては、貸せないだろう。
すると、母親が「車を小さいのに買い替えなきゃだめかしらねぇ・・」と言い出した。
今乗っているのは、亡き親父の形見の車。
初年度登録平成15年「日産リバティー」1人で乗るには大き過ぎる車である。
兎にも角にも、この駐車場は絶対に手放したくない。
そこで、「車を買い替える」方向で、駐車場を押さえてもらう事に成功して、車探しを始めた。
最初は、安い軽自動車と思っていたが、、、
53歳、毎週土曜日は銀座まで通勤に使うことから、軽自動車にするのはまだ早い(笑)。
思い返せば、人生で18歳で免許を取得して以来、車を買いたいと思った事がない。
しかし今回、心の底から、欲しいと思い始めた。
条件的には、車の全長。
日産リバティーは、4570㎜。
この、570㎜余分な長さ。
と、言う事で全長4メートル以内の車を探す事にした。
いわゆる、コンパクトカーと言うやつだ。
とりあえず、親父の付き合いもあり、日産神奈川のディーラーから選ぶとすれば、、
と、日産から探し始めると、、
いた‼️
日産マーチ。
の、ニスモ‼️
かっこいい!!
その中のでもピュアブラック!
一目惚れをした。
全長も、3870センチと、コンパクトにまとめてある。
気になるお値段。
168万円。
カーナビ、バックモニター、を始め様々なオプションや、登録費用、自動車税、重量税、取得税、自賠責保険、その他諸々、、見積もりで205万はかかる。
さて、リバティーを下取りに出して、いくらになるのか?
これはもう、行って聞くしかない。
ゴールデンウィークの5月4日、晴れ晴れとした休日、早速日産神奈川のディーラーに行ってきた。
始めての、交渉、始めての新車購入。
私のCar-Lifeの新たなる歴史が始まる。
手にするまでは夢はあきらめない!!
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