第30話「ジャニーズの合宿所」
[box03 title=”第30話「ジャニーズの合宿所」”]あの頃のジャニーズ 夢と彼女とジャニーズと [/box03]
2人のスタッフが車から降りると「合宿所に行くから!」とマネージャーが言った。
「合宿所?」
ジャニーズに合宿所があると言う噂は聞いたことがあった。
車は表参道方面に向かっている。
「合宿所は何人ぐらい住んでるんですか?」
とマネージャーに聞いてみる。
「今はね、ジャニーさんと俊ちゃんとマッチ、少年隊も最近いるのかな?」と答えた。
芸能人が住んでいる場所に行くと思うとワクワクしてくる。
程なく原宿の近くで車を駐車場に入れた。
マネージャーは俊ちゃんの衣装を何着か持つと「こっち!」とだけ言ってあるビルに入った。
その後ろを付いて歩きエレベーターに乗る。
ドアが開くと黒い大理石のエントランスが広がっていた。
その先に玄関があり、左側に甲冑兜の鎧武者が置かれている。
それを見ていると、マネージャーが「それはマッチが水泳大会で貰った賞品だよ!」と言って靴を脱いで中に入って行った。
僕も後に続いた。
玄関を入ると左側に、広いリビングがある。
そしてそこに、波打った形の長い高級なソファーがあった。
その先にはスクリーン投影型のテレビがある。
中央の通路に戻ると右側にキッチンがあり、その奥に少年隊の部屋、中央の左側にジャニーさんの部屋、右側にマッチの部屋、奥の突き当たりが俊ちゃんの部屋だった。
マネージャーが俊ちゃんの部屋に入りながら「この部屋は立ち入り禁止だからね!」と言った。
合宿所と言うので小さな小屋みたいな所を想像していたが、超高級マンションのワンフロアー全てが合宿所で、俊ちゃん、マッチ、少年隊そしてジャニーさんの寝床だった。
衣装を片付けたマネージャーが「あっちのリビングに座っていれば?」と玄関先の部屋を指差したので僕はそれに従いソファーに腰をおろした。
暫くするとジャニーさんが戻って来た。
「ユーの隣に冷蔵庫があるから、好きな物を取って飲んでいいよ!」と言った。
ソファーのひじ掛けの隣にプラスチックの箱のようなドリンクホルダーがあった。
スライドして開けると缶ジュースが何種類か入っており、コーラを取り出してプルトップを引いた。
「プシュッ!」と心地良い音がした。
「今から、ボクはテレビ局に行かなきゃならないんだけど、ユーはここから帰れる?」
「はい、帰れます!」
「明日はレッスンがあるから1時にこの間のテレ朝の稽古場に来て!」とジャニーさんが言った。
僕は冷えたコーラを喉に流し込み「はい!」と言って頷いた。
ここが、ある意味ジャニーズの聖地で、来たくても来れない場所だという事を僕はその時は知らなかった。
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