【50代から始めるソロキャンプ】 EP2・富士山が見える場所でソロキャンプ!
☆【50代から始めるソロキャンプ】☆【EP2】
「富士山が見える場所でソロキャンプ」
初めてのキャンプから1ヵ月半が経った。
仕事の都合でそう、ちょくちょくキャンプに行く事はできない。
夜の仕事をしている関係で日曜日の朝に帰宅するのだ。
つまり土曜日・日曜日、休日。
日曜日・月曜日が休日の「連休」が無ければ行けないのだ。
前回の「初めてのキャンプ」では「タープが張れなかった」のがかなり悔しかった。
出来ない事をそのままにするのも癪に障る。
「初めて」を経験したので、何となくではあるが「雰囲気」みたいなものは解った。
今度は、出来るだけ「人が少ない場所でキャンプがしたい」と思った。
また、夜になると「どの位暗くなるのか?」が解った。
今回はランタンも仕入れて持って行こうと思った。
幸いな事に今年は、11月に連休が2回ある。
10月中旬、ネットで調べまくって「絶景+人が少なさそう」なキャンプ場を予約した。
心の中で燻(くすぶ)っていた「キャンプ熱」に火が付いたのだ。
➡2回目のソロキャンプをするに至った経緯。
■ 今度こそタープを張りたい!
■ 人が少ない場所でキャンプしたい!
■ 絶景を堪能しながらキャンプしたい!
■ 夜はランタンを使ってキャンプしたい!
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☆ 新たに揃えた! 必需品の品々! ☆
前回のキャンプではLEDライトを持って行ったが、野外での夜の暗闇では役に立たない事が解った。
今回は、「ガス」か「オイル」か迷った末、「ガス」を選択した。
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☆ 絶景! 富士山が見えるキャンプ場! ☆
準備万端で迎えた当日、あらかじめ予約していたキャンプ場へ向かう!
東名高速を飛ばして向かうは「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」である。
「富士山が見えるキャンプ場」は数あれど、広さ、料金、安全性、etc・・考慮した中では一番リーズナブルな気がしたのだ。
今回もお決まりの渋滞にあったが、気持ちはMAX!
何せ「富士山」が見えて来たからである。
「富士山に続く1本道」
こんな場所でキャンプできるって最高!
ここから左側にある、キャンプ場へ入って行く。
まるで動物園か何かのような広大なスペース!
大きな無人ゲート通り抜け凸凹道を進んで行く。
場所的には富士山西麓、標高700-1,000 mに位置する。
標高的には「一合目」と言っても過言では無いだろう。
言わば「樹海」のような雰囲気も感じる場所だ。
砂利道を進んで行くと管理棟が目に飛び込んで来た。
その前で車を停め手続きをする。
事前予約したのでその確認と料金の支払いだ。
1泊2日で「大人1人1,100+サイト利用料3,850とほぼ¥5,000弱」
と少し高めではある。(トップシーズン料金)
しかし、場内の水場はすべて富士山の湧水を使用。
トイレも綺麗で景色も抜群で場内も広い。
2回目のキャンプ勉強代と思い奮発した。
手続きを済ませ場内を車で走らせる。
しかし、富士山が見える良い場所は既にテントが張られていた。
同様に水場、トイレの近く、サイトの真ん中は全て先住者がテントを張っていた。
あまり車に乗って回ってる時間すら勿体なく思えた。
「とにかく人が居ない場所」
を最優先にした結果、トイレは無い「G」サイトに決めた。
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☆ 取り敢えずは成功!キャンプスペース ☆
残念な事にまるっきり富士山が見えない。
しかし、このサイトには私を含めて「3組」しかキャンパーがいない。
テニスコートで言えば3面ぐらいはあるだろう。
そこにたった3組で周りは木々が生え静寂に包まれている。
地面も芝生で、理想にしていたキャンプ場の光景だった。
ワクワクしながら直ぐに設営に入った。
前回、まるっきり設営できなかった「タープ」を張る。
今回は予備のペグも持って来た。
椅子を荷物置きにして、説明書を読みながらの設営である。
素人丸出しながら、周りに人が居ないので気にはならない。
2回目にして初めて、タープを張る事ができた。
なれてから見ると、撓(たわ)んでいて「ピン」と張れてないのが恥ずかしいが、この時は「出来た!」と思っていた。
愛車の真横にタープを張って、自分だけの秘密基地のような雰囲気。
そそくさとタープの下にキャンプギアを配置していく。
前回同様にワンタッチテントを荷物置きにする。
イレクターパイプで自作のベッドを分解して組立てテーブルに。
たったこれだけなのだが、テンションはMAXである。
2回目にして静かな場所で「ソロキャンプ」を楽しめる事になった。
例によって、ソログリルに炭を詰め新聞紙を仕込んで火を点ける。
燃えていく炎を見つめる。
着火して火力が安定した所でビールの用意。
今回は飲む気満々でたくさんの食材と酒も用意してきた。
先ずは、「エビスビール」で乾杯!
この一杯がとてつもなく美味い!
至福のひと時なのだ!
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☆夜な夜な続くひとり宴会!ひとり最高!☆
ポテトチップを頬張りながらビールを飲み、炭火を均等に並べていく。
今回も「牛タン」を用意した。
更に「オイルサーディン」の缶詰も用意してきた。
昔、居酒屋でアルバイトしていた時のメニューだった。
オイルサーディンの缶詰を温めてレモンを絞って出すだけだ。
しかし、食べてみると非常に酒飲みには堪らない位美味い。
炭火の上で牛タンを焼きながらオイルサーディンを温める。
厚切り牛タンを食べながらビールを飲む!
これぞ至福のひと時。
続いてレモンをかけたオイルサーディン!
これもたまらぬ美味さ!
若干冷え込んで来たので予備に持っていたダウンジャケットを羽織る。
目の前で炭火の炎が有るので必要以上に寒さは感じない。
日も暮れて来たので用意したガスランタンを点ける。
LEDの青白い光とは違いオレンジの炎が雰囲気を醸し出す。
ガスランタンの上の部分は熱くなるのでカメラ用の三脚に引っ掛けた。
やっぱりガスランタンは光源が強い。
タープの中が一気にそれらしくなった。
それに合わせて、飲み物をワインに変えた。
グラスなんかは持ち合わせていないので計量カップで充分である。
安いワインがもはや高級ワインのようにすら感じて美味い。
秋の風情を感じたくて買ってきた「エリンギ」。
本当は「松茸」と行きたかったがそこまでは予算がまわらない。
普段、エリンギを炭火で焼いて食べた事はないが、良い香りが漂う。
酔っているせいか?
もはや、松茸もエリンギも変わりはしない。
シャキシャキした歯応えがある分、むしろ松茸より美味しくすら感じる。
メインディッシュにはやはりこれでもかと言う程の大きな肉。
流石に満腹だったが、ワインで流し込んだ。
楽しすぎるひとり宴会をしていたが尿意を感じてトイレへ。
トイレだけはかなり遠いい。
頭にヘッドライトを付けて真っ暗な道を歩いて行く。
左右には木々が生い茂り、1m手前に照らされた円形の砂利道だけが見える。
普通なら「怖い」と思うのだろうが「楽しい!」としか思えなかった。
トイレを済ませて戻って来る。
暗闇に照らされた「G site」の文字と水場のライトだけが光っている。
この先にわずかに光っているのが自分の秘密基地である。
トイレから戻って数分後、突然雨が降って来た。
今回ほどタープが張れて良かったと思った事はなかった。
☆ 今回も想定通りの車中泊 ☆
酔いの勢いもあり、もう瞼が重くなって来ていた。
そそくさと火元の安全確認をする。
イレクターパイプのテーブルを車に戻してベッドを組み立てる。
正直、テントの中で寝ても良いが狭い。
その上、荷物を再び車に積み込まねばならない。
それならばむしろベットを作った方が早い。
それに車の中の方が寝るのに慣れている。
と、言う事で今回も車中泊をして過ごすのだった。
ベッドに横になると天井を叩く雨音が心地よかった。
雨音を聞いていたつもりが、いつの間にか深い眠りに落ちていた。
☆ 朝飯食えず💦 早めの帰還 ☆
朝・あたりが明るくなってきたので目を覚ます。
若干、昨日の酒が残っているかも知れない。
口の中が酒臭い。
車の中で、ゆっくり体を起こす。
外のタープも荷物もテントも、昨日のままだ。
雨は上がっていた。
昨日、飲み過ぎたのか再び尿意を感じたのでトイレに向かった。
木々に囲まれた朝の空気は清々しい。
昨晩の真っ暗な道とは打って変わって緑あふれる小径(こみち)になっている。
大きな広場に出た。
昨日は暗くって良く解らなかったが色取り取りの種類豊富なテントが乱立している。
その中央に建てられたトイレに向かって歩いた。
何気なく後ろを振り返って驚いた!
絶景の富士山がこちらを見下ろしているではないか!
「朝から富士山!」
これは、この距離でこの場所で、不意を突かれて見なければ伝えられぬ感動である。
何と雄大で、圧巻な景色だろう。
しばし、時を忘れ、尿意を忘れ見惚れていた。
そう。
今からたったの3か月前。
あの富士山のてっぺんに俺はいたのだ!
日本最高峰富士山頂上。
もう登山シーズンは終わり雪化粧をした富士山。
所用を済ませ、自分のサイトに戻って行く。
富士山に向かって歩いているのに、木々に遮られ、その姿が見えなくなっていく。
少し切ない気持ちになった。
しかし、サイトに戻ると自分の秘密基地が見えて来た。
あんなに遠くに誰も居ない場所で一夜を過ごした。
こんなちっぽけな秘密基地だが世界で一つの自分の居場所だ。
しばし、まったりとした時間を過ごす。
コーヒーが飲みたくなった。
しかし、生憎、用意はしてこなかった。
昨日、炭も全部使ってしまった。
決まった!
次の目標は「コーヒー飲んで、朝食も食べる事!」
1回出来たら、次に新しい目標を作ってやればいい。
一歩一歩、歩けば、あの富士山に登れるように・・
1回ずつ目標を持ってやれば必ず成長するさ!
そう、夢はあきらめない!
☆ この物語をYouTube動画にしました ☆
(配信元:たけJI-ちゃんねる/【50代から始めるソロキャンプ】EP02・50代で始めるソロキャンプ・朝霧オートキャンプ場編
[box04 title=”2回目のソロキャンプまとめ”]
■ 絶景の場所でキャンプをすると感動がある。
■ ソロでキャンプをするとワクワクする。
■ 出来た事が知識や技術として蓄積される。
■ 翌朝の分の炭を残そう。
■ 翌朝、モーニングコーヒーを飲む!(課題)
■ 翌朝、朝食を食べる!(課題)
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