雪見風呂がしたい!越後湯沢弾丸ひとり旅!
雪見風呂がしたい!越後湯沢弾丸ひとり旅!
神奈川県川崎市に在住し、東京都中央区、銀座に勤めている。
夜の7時半に出勤し、夜9時から朝の5時まで働いている昼夜逆転生活。
2月になっても、「雪」を見ない地域で生活している。
YouTubeで見る、雪を見ながら露天風呂に入る映像。
何度も見ては、そんな旅情に憧れる。
(お気に入りのYouTuber-スーパーナブラさんの動画)
「そうだ! 雪見温泉しに行こう!」
土曜日の仕事終わり、漠然とそう決めた。
土曜日の夜は1時に仕事が終わる。
とは言え、帰宅したのは朝の4時前だったが・・・💦
帰宅し5時には就寝。
朝の8時には家を出れば何とかなる。
そう思って横になった。ZZZZZZZ。
目が覚めたら・・
緑に光るデジタル時計は9:50だった💦
初めての関越自動車道
とにかく急いで、身支度を整える。
「行こう!」と決めた時じゃなければ、行かない性格なのだ。
車の鍵、携帯(iPhone)、タバコ、カメラ、リュックに詰め込む。
モバイルWI-FIも念のためリュックに入れる。
車に乗り込み、NAVIをセットする。
行先は「熊谷駅」にしてみた。
朝、10時30分、川崎市宮前区を出発!
国道246を都心に向かい、世田谷で環八に乗って「関越道」を目指すのだ。
この時点では、埼玉県の「熊谷駅」から電車に乗って「渋川」⇒「伊香保温泉」あたりに行くつもりでいた💦((笑))
なぜ、車と電車を使うのか?
理由は簡単。
愛車のマーチニスモはノーマルタイヤである。
現在の居住地では、積雪するのは多くて年、2、3回である!
降るか降らぬか解らない雪のために「スタッドレスタイヤ」に履き替える必要性がどこにもない💦
雪が降ったら、公共機関の交通網を利用すればよい。
なので、ノーマルのままなのだが、そのままで雪道に行くような馬鹿な事はしない。
「もしも」の時に困るのは自分であり、そのために多くの人を巻き込むような愚挙な事は、いい大人がしてはいけない。
なので、雪が降ってない積もってない場所まで車で行き、そこから公共交通機関を使って雪見風呂へ行くのが今回の旅なのである。
と、言う事で、今回が「初」となる「埼玉県」と「関越道」へやってきた!
小一時間で関越道に乗り、まずは最初のPA、「三芳PA」で一休みする。
関越道は想像以上に道が空いていて、スイスイとここまで到着した。
そして、意外ともっと埼玉の奥まで行けそうな気配💦
そう。
雪のかけらもない。
トイレと所用を済ませ(一服だけど(笑))再び車を走らせる。
車を走らせながら考える。
もうちょっと、ギリギリまで車で攻めてみたい💦
「熊谷駅」よりも更に奥深く・・
頭に過ぎった駅名は・・「高崎」
嵐山PAで車を停めて、「NAVI」の行先を「高崎駅」に変更した。
再び関越道を突っ切って、埼玉を縦断!
車は「群馬県」高崎駅へと向かうのであった💦
高崎駅から越後湯沢へ!
NAVIで指定した高崎駅前の「TIMES」駐車場に到着した。
時間は1時を過ぎている。
あれこれ、「駐車場を探す時間が一番旅では勿体無い」事を知っている。
なので、即駐車(笑)
よう、ここまで来たなぁ。
気になる料金は?
1日停めて「¥1300」なら安い方だろう。
銀座では安くて¥2200。
自由が丘ではMAXなしで、30分400円から500円獲られる(笑)
駐車場を出れば目の前に「高崎駅」が見えた!
ワクワクが高まって行った💦
ああ・・痛恨の時間ロス!
さて、高崎駅に到着したはいいが・・
電車の乗り場も、何番線か?そもそも「何線」かもわからない。💦
ググって調べるも、新幹線でも上越新幹線の上下線、北陸新幹線の上下線・・
在来線も、吾妻線、上越線、信越本線、高崎線、八高線、両毛線、が上下線あり・・
そこに、急行、特急、特別列車などが混じる💦
何とか、「両毛線」に乗って、前橋(新前橋?)に行って乗り換え?て30分ぐらいだという事を知る。💦
しかし、その両毛線が1時間に1本くらいしかない💦
しかも、場所的に雪がどっさり積もってるか解らない💦
しかも、次の電車が来るまでに40分くらいある💦
しかも、渋川駅に着いた後、行動予定が解らない💦
ここまで調べるのに20分は過ぎてしまった💦
「やばい!」
このままじゃ何処へも行けない!
手持ちの「PASMO」で駅の構内に入ってしまってるので、到着しては発車していく電車を見ては気が焦る💦
都会近辺で生きてきたので、電車は「10分に一本」、行きたい所にはすぐ行ける環境下で生きてきた。
ホームに降りて、「来た電車に乗れば良い」と思っていた。
それが、来た電車が特急で行先が長野県、軽井沢・・だとか、訳が分からん。💦
ここまで来たら、「確実に雪が積もってる場所」に行こう!
と、決心し、みどりの窓口で・・「越後湯沢」までの切符を買った。
小腹が減っていたので「高崎と言えば達磨弁当!」と言う事で購入!
何と、想定外!「新幹線で越後湯沢」を目指す事になった!
感激!雪国!越後湯沢旅情!
自由席兼を購入し、一番早い電車に乗る。
一番早い電車が「14:10」発の電車だった。
高崎駅に着いてから1時間。
時間を無駄にしてしまった💦
それにしても、10年以上は新幹線に乗っていない💦
毎日、アクセク働いて・・同じ電車に乗ってるし、朝の銀座で新橋駅で通過する新幹線を毎日のように見てはいるが・・
新幹線のホームで目の前に新幹線が留まってると、感慨深い。
駅のアナウンスが流れ、乗車するMAXが到着した💦
その瞬間の映像
2階建ての電車に乗るのは・・過去の記憶を紐解く。
あったような・・なかったような・・。
空いていそうな下の階に行き、3列目が空席だったのでそこに座った。
失敗したなぁと思ったのはイヤホンを持ってこなかった事。
中島美嘉の「雪の華」でも聞きたい所だ。(笑)
電車が発車した。
おもむろに駅弁を開ける(笑)
蓋を開ける。
これが達磨弁当です!(笑)
そして・・即、完食(笑)
何せ、越後湯沢まで30分かからないのだ。
ほどなくして、長いトンネルに入った。
「川端康成」の「雪国」ではないが・・本当の本当に・・
「トンネルを抜けると雪国だった」
ビックリするくらい本当に「雪国」に来てしまった💦
すぐに「越後湯沢」の駅に到着した。
到着してすぐにパシャッ!
ぶるるる。
寒い!
空気が冷たい!
張り詰めている!
越後湯沢。
この雪国の空気を味わいたかった!
駅のホームのガラス窓越しに、大きなホテル群と降り積もった雪が見える。
ホームからエスカレーターに乗り、下へ降り、改札を出る。
案内板を見る。
ぶれてしまった(笑)
この時点で2:40過ぎ。
時間に余裕がある旅ならこれでのんびりできるのだろうが・・
時間に余裕がない旅人である。
夜の8時までには帰宅したい。
夕方、6時までには高崎へ戻らねばならない。
堪能? 雪国、雪道、越後湯沢
越後湯沢駅前。
もう、ここは私にとっては別世界。
ここまで高く積もった雪を見るのは何十年ぶりだろうか・・・。
これを見ただけでも、来てよかった!と思ってしまう。
身体の中に「アドレナリン」が放出されて、テンションが上がる。
さて、行先だがもう時間が無い💦
ネットで探した日帰りで入れる一番近いだろう公共浴場で評価が高い「山の湯」に行ってみたいと思った。
車で5分以内。
1,6キロ。
タクシーを待つが、10分に1本しか来ない!💦
ここでもまた、30分時間を紛失する。
1,6km。
ん?1600m。
1マイル。
馬なら、1分33秒。
マラソンなら1キロ2分40秒
歩いてすぐじゃん。
と、気付くのに30分かかってしまった💦
462号線をテクテクと歩き出した。
それにしても凄い積雪だ!
大人の人間の高さの倍はある。
そんな中、駅前の通りは通路の真ん中から水が出るので道路の舗装面は確保されている。
しかし、その脇には雪が高く積もったままである。
屋根の上には雪が高く積もり
通りに必要な面だけかき分けられている。
民家の軒下に除雪車が留まっている。
雪国ならではの光景だ。
駅からすぐに、民宿やスノーショップが立ち並ぶ。
遠くには雪山が見える。
中には屋根まで雪が届いている場所もある。
ちょっと歩くとゲレンデが見えてくる。
ゲレンデのリフトが見える。
カメラのレンズを通して、自分もゲレンデにいる気分になってしまう。
この写真だけ見れば「スキーをやってきた!」と言っても疑われはしないだろう(笑)
この積雪たるや・・
都会暮らしの人間には、宝にすら値する。
この雪道を歩いて
雪の壁の道を歩いて・・
そろそろ、心身ともに寒さが限界にき始めた頃・・。
やっと・・「山の湯」の文字を発見したのであった。
到着!山の湯温泉
身体が冷え切ってしまった。
そこで見つけた「山の湯」の看板。
その先の急坂と階段には温泉が勢いよく流れ・・
当たりの雪を溶かしている。
階段から湯気の出るお湯が流れ落ちている。
ついに到着!
これが山の湯!
振り返れば絶景が広がる!
この山の湯は地元の人も利用する公共浴場。
小説「雪国」の川端康成も浸かったというお湯です。
自動券売機で¥500でした。
中は男湯と女湯に別れ、隣に貴重品ロッカーがあります。
更衣室は棚があるだけで、ロッカーは有りません!
貴重品、財布は入れた方が無難です。
日本人旅行者の「旅人」や地元の人は99%人のモノは盗りません!
本当の旅人は「自分の持ってるもの」で旅をするのを目的にしてますし、「地元の方」は旅行者に「良い思い出」をの一心で生活してる方が多い良心を持ってる人間だからです。
しかしここにも、外国人旅行者や、東南アジア圏、特に中国!の旅行者が増え、人のモノを平気で持っていく「お馬鹿な犯罪者」が増えていますので注意が必要です。
男湯の脱衣所。
山小屋みたいで風情があります。
お湯は硫黄の匂いがする源泉かけ流し。
「雪見風呂」「露天風呂」ではありませんでしたが、凄く心地よい「いいお湯」でした。
30分くらい浸かっていました。
詳細は下のホームページをご覧ください。
行きはよいよい、帰りは・・まじかよ。
ポカポカと心も体も温まりました。
いやぁ・・来てよかった💦
グルメも無く、露天風呂でも「雪見風呂」でもなかったけれど・・
雪国で温泉に浸かったことで、心の電池は充電されたみたいです!(笑)
急ぎ・・
「越後湯沢駅」を目指します。
戻ってきたぞ!
来た時とは、充実度が違う自分に気が付きます!
これが旅の良さなんですかね。
急ぎ、みどりの窓口で一番早い新幹線の高崎駅行きを購入!
16時半には着いていましたが、一番早くて17:05分の電車でした。
わずか2時間の滞在だった「越後湯沢」。
それでも「旅した感は満載」でした。
しかしながら・・・
帰りの新幹線は都内の通勤ラッシュ並みの混雑!乗車率200%?越え💦
息が詰まるような通路で窮屈なまま30分。
高崎駅に到着!(いやぁ・・高崎でよかった💦)
夕暮れに染まった「雨の高崎駅」に到着したのは5時40分。
8時過ぎに無事、帰宅しました!
今回は「雪見風呂」が出来なかったけれど、「初めての関越道」「初めての車~電車」「初めての雪国ひとり旅」となりました。
うん。
やればできる。
行こうと思えばどこでも行ける。
今度は、「雪見露天風呂」を目指して計画をしてみたいと思います!
夢は・あきらめない!
あきらめなければ・・きっとかなう。
今日は何位?
↓
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