第40話「ジャニーさんの悪戯(いたずら)」(後編)
[box03 title=”第40話「ジャニーさんの悪戯(いたずら)(後編)」”]あの頃のジャニーズ 夢と彼女とジャニーズと [/box03]
当時ジャニーズジュニアの間では、ジャニーさんが乗っている白いベンツを略して「ジャニベン」と呼んでいた。
そのジャニベン乗って合宿所へ向かう事になった。
テレビ朝日の稽古場がある六本木から表参道へ向かう。
合宿所は表参道の高級マンションの中ににあった。
俊ちゃん、マッチ、少年隊そしてジャニーさんが住んでいる。
日中は、年配の女性がお手伝いさんとして掃除などをしていた。
ジャニーさんは終始ご機嫌だった。
表参道の高級マンションに到着をした。
エレベーターに乗り、部屋へ向かった。
到着するとジュニアのメンバーは勝手に上がり込んだ。
リビングのジュースを飲んだり、当時はまだ家庭に普及していなかったビデオを見たりしていた。
俊ちゃんも、マッチも、少年隊もその日はいなかった。
俊ちゃんのコンサート、マッチ出演のテレビ番組、マイケルジャクソンのビデオなどを食いいるように見ていた。
僕以外の4人は何度も来ているようで、修学旅行の1コマのようなはしゃぎっぷりだった。
ジャニーさんも笑いながら一緒に見ていた。
僕も、リビングのソファーン座りビデオを見て過ごした。
テレビでは放送されない貴重な映像だった。
夜になり落ち着くとジャニーさんが「ユーたちそろそろお風呂に入ったら?」と言った。
合宿所には風呂が3つある。
その内の一つジャニーさんの部屋の浴室を僕は使った。
6畳はあろうかと言う広いタイル張りの浴室で寝てお湯に浸かれる広いバスタブがあった。
少し離れてトイレも付いている。
鍵を閉めて浴室に入って衣服を脱ぎバスタブに浸かった。
まるで高級ホテルにいるようで暖かいお湯が心地良かった。
するとコンコンとドアをノックする音がした。
誰かのいたずらだと思い無視したが、又コンコンとノックの音がした。
ジュニアだったら、怒ろうと思いドアに近づいた。
「はい!」とドアを開ける。
とそこにはニコニコとした「笑顔のジャニーさん」がいた!
そして「ユー! お風呂に入る時は鍵をかけちゃ駄目だよ!」と言って笑顔で入ってきた。
「えっ!?」
もちろん僕は全裸だ。
「風邪ひいちゃうから、湯船に入りなさい!」と言って洋服を着たまま入ってきた。
「例の噂は本当だったんだ!」
そう思った。
愕然と言われたまま湯船に入った。
拒絶する事も振り払う事も出来るだろうが、しばし身動きが取れなかった。
「ユーはだいぶ踊りが上手になったね!」
と言いながらこれまでに聞いた事のない優しい「猫なで声」で僕の両肩に手を置きマッサージを始めた。
ゆっくりと揉んでいる。
「ユーは、あんまり筋肉質じゃないね!」
と言いながら肩にあった手が二の腕に下りてきた。
僕は違う意味で緊張していた。
胸から下へとマッサージがの手が降りてきた。
「やめてください!」
心の中で叫んだが、声に出しては言えなかった。
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