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第108話「彼女との未来」

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第108話「彼女との未来」

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久しぶりに彼女と会って話をした。

高校生の頃よりは大人になったと思わせる余裕のような物を感じた。

僕より約1ヶ月遅い誕生日の少し妹のような存在だった。

それが今ではしっかりと銀行員として働き、自分の道を生きて少し歳上のようなそぶりを感じさせる。

「ねぇ、もしも芸能界に入ってなかったら、今頃何してた?」

不意に素朴な質問を投げ掛けられた。

「うーん」

身を乗り出して頬杖をつきながら又ジッと見つめてきた。

彼女のそんな仕草が好きだった。

「そうだなぁ」

高校1年のジャニーズに入る前の頃を思いだす。

親父の妹にあたる叔母さんがスナックを出して手伝った事があった。

その時は自分も飲食店を出すのが夢だった時期もあった。

「自分の店を出す為に専門学校に行って調理師の資格でも取ろうとしていたかも?」

「へぇーそんな事も考えていたんだ!」

にこやかに笑って興味深げに質問してきた。

「もしも持つとしたらどんなお店を持ちたかったの?」

益々目を輝かせながら聞いてきた。

あまりイメージがわかないが、ふと漫画の『750ライダー』を思い出した。

その中に出てくる主人公が通っている喫茶店を思い出す。

マスターと呼ばれている喫茶店の店主に憧れた事があった。

「パスタが美味しい喫茶店かなぁ」と答える。

「うーん、似合うかも?美味しいスパゲッティが食べたくなっちゃった!」と言いながら微笑んだ。

「ねぇ、今日さぁ、うちに来て夕飯にスパゲッティ作ってよ!」

「えっ?」

「駄目ぇ?」

期待と切なさの入り雑じったような眼で見つめられる。

「まぁ、別にいいけど」

「本当? やったぁ!」と満面の笑みに変わった。

特に用事がある訳では無い。

いや、むしろ予定が何もないのだ。

あれこれ考えるよりはよっぽどいいと思い彼女の家に行く事にした。

行く途中に彼女の家の近くにあるスーパーに寄って買い物をする事にした。

「オリーブオイルってある?」

「うーん、無いかも」

「じゃあ、オリーブオイルとホールトマト缶とマッシュルームを買うよ!」

と言って振り返った。

「あはは!」

彼女は後ろを付いてきながら笑っていた。

「どうしたの?」

「何だかさぁ、新婚の夫婦みたい! 結婚したら週末はあきらがお料理するの!」

と言いながら嬉しそうに腕を組んできた。

彼女の家の近くにあるスーパーで腕を組みながら買い物をした。

嬉しそうな彼女を見るのは久しぶりだった。

「結婚したら」

今は仕事も収入も安定していないので考えられないが、考えてみるのも悪くはない。

今の現状ではまるで無理な事だが、芸能界で成功して稼げるようになったら彼女と一緒になる事を考えようと思った。

買い物を終えて両手に大きなビニール袋を下げて歩きはじめると「一緒に持とう!」と横に来て片方のビニール袋を持った。

彼女の家はスーパーから歩いて5分もかからない。

彼女の家に着いた。

階段を上がってドアを空けて中に入ると家族は誰も居なかった。

玄関の隣にあるキッチンに取り敢えず買い物をした2袋分のビニール袋を置いた。

彼女は自分の部屋に真っ直ぐに向かった。

「お邪魔します!」と誰にともなく言い、キッチンに置いた材料を取り出し仕分けする。

缶詰め類、肉類、野菜類、調味料、テーブルの上に並べていると彼女が戻ってきた。

「今日ね、夕方まで誰も帰って来ないんだ!」

そう言うと後ろから彼女が抱きついてきた。

僕はゆっくりと後ろを振り向き唇を重ねた。

柔らかい唇の感触にリップクリームの香りがした。

「私の部屋に行こう!」

誘われるまま隣の彼女の部屋に向かった。

夕方になると帰宅した彼女の3人の妹弟たちと、ご両親の分と僕たちの分を合わせて7人前のスパゲッティを作った。

トマト風味、和風、クリームパスタの三種類だ。

評判も上々でご両親からはかなり感謝された。

帰る際「送ってくるね!」と玄関を出て家の階段を降りた彼女はとても嬉しそうだった。

「今日は有り難うね!」

「どういたしまして」

「スパゲッティとっても美味しかったよ!」

「それは良かった!」

言い終わるとおもむろに両手を首に廻して顔を近づけ唇を重ねてきた。

「あきらの事ずっと好きだからね! ずっと信じているからね!」

そう言って再び唇を重ねてきた。

夜になると流石に寒い。

「いつまでもこうしていたい!」

胸に顔を埋めてきた彼女の髪を撫でた。

寒くなった秋の夜だが心と唇はやけに暖かかった。

この恋の行方も、これからの仕事の行方もまるで解らない。

ただ今、抱きしめている彼女を離したくない。

ゆっくりと満たされる気持ちと仕事と未来に対する不安に心は揺れていた。

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たけJI
たけJI 別名:@moonwalker_take。 54歳、2児の父親離婚バツイチ現在独身。 50を過ぎて、未来の自分のために、今までお世話になった方々のために、ブログを通じて夢見る人生を生きていく事を発信していきたいと思います。