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第100話「明暗を分けた2人のジャニーズジュニア」

たけJI

[box03 title=”第100話「明暗を分けた2人のジャニーズジュニア」”]
あの頃のジャニーズ 夢と彼女とジャニーズと [/box03]


TBS金曜日20時枠のドラマ「オサラバ坂に陽が昇る」は全13話で最終回を迎え終了になる。

このテレビドラマに出演していたジャニーズジュニアは2人いた。

三好圭一と武口明である。

この2人はくっきりと明暗を分ける事になった。

「オサラバ坂に陽が昇る」第13話の最終回は、皆それぞれ自分の道を進んで行き終わるのだが、ここでどうしても触れておきたいのが第12話の存在である。

この第12話は制作サイドが「どうしてもやっておきたかった物語」だと聞いた事がある。

番外編として『オサラバ坂に陽が昇る』のストーリーとは全く関係ない「戦時中の物語」を制作しのだ。

この「第12話」の存在が、たった「1話のドラマ」が、残酷なまでにジャニーズジュニア2人の明暗を分ける事になった。

「第12話」タイトルは『戦火の中の不良少年』である。

これは「1話完結の物語」で冒頭は愛誠学園の朝礼風景から始まった。

若葉寮生を初め、各寮生が整列をして園長の話しを聞いている。

園長が「昔、戦時中にも不良と呼ばれた奴がいました」と昔話を回顧する所から戦時中の話しにタイムスリップをする。

すると寮生達はみんな予科練生になると言う設定だった。

音楽関係の講師を招き若葉寮生も他の寮生達も皆「予科練の歌」を練習して歌った。

因みに予科練とは「海軍飛行予科練習生」の事で戦時中「大日本帝国海軍」における飛行兵養成制度の一つである。

高等小学校卒業者で満14歳以上20歳未満で教育期間は3年(その後短縮)。その後1年の飛行戦技教育が行われた。

昭和19年に入ると特攻隊の搭乗員として多くの命が失われた。

この第12話の撮影の前には特別講師を招いて軍服の着かた、特にゲートルの巻き方や敬礼の仕方、海軍、空軍の違い、肘や角度などの練習をし、戦時中の予科練習生時代の話しも聞かせて頂いた。

この練習と話しだけで大作映画にでも出るような気持ちになった。

物語は教室で3人の卒業生を送り出す場面から始まり「予科練の歌」を唄い、別れの水盃を交わして卒業生を送り出す。

みんな予科練生は卒業すればすぐに特攻隊に配属される事を知っている。

「卒業」とはすぐに死と直面する事なのだ。

そんな予科練生の束の間の楽しみは密かに集まり閲覧禁止をされている小説を皆で読んで談笑する事ぐらいであった。

だが、そんな不自由な中で三好圭一君と伊藤つかさちゃんは密かに恋をして密会をしていた。

互いに逢って近況を話しあって慰めあっていただけであるが、勿論当時は異性と逢って話しをする事など許されていなかった。

密会している所を見つかってしまい男は体罰を与えられ、女は仕事量を増やされ二人を引き裂こうとする軍とそれでも愛を育もうとする二人の物語だった。

この物語はかなり評判が良かった。

実際に体罰を与えられても、どんなに咎められても

「人を好きになって何がいけないんだ!」

と言う純朴、純粋な青年役を三好圭一は好演した。

不純異性交遊と軍、学校側は決めつけ「この不良が!」と痛めつけられた。

そんな中、戦局は悪化しついに本土が空襲されるようになる。

工場も空襲されてみんな防空壕に避難をして難を逃れるが、仕事を増やされたために逃げ遅れた、伊藤つかさちゃんは戦死する。

その遺体を抱えた三好君が戦火の中を走り回る。

「救護班はどこだ! 負傷者を診てくれ! 救護班はどこにいるんだ!」

「いったい俺たちが何をしたんだ!」

と絶叫しながら戦火の中を走り回る場面は見ていて全身鳥肌が立つほど感動して熱いものが伝わってきた。

そもそも三好圭一君は『第8話・まゆみ様へ』で、演技や存在感に好評を得ていた。

第11話までに彼が主役の回が無く、今回この役に抜てきされたらしい。

この『第12話・戦火の中の不良少年』で俳優、三好圭一はプロデューサーの柳井満さんに高く評価された。

「オサラバ坂に陽が昇る」の出演者の中から唯一、続けて次回作『家族ゲーム』に出演が決定したのはプロデューサーである柳井さんの「力」無くしては出来ない事である。

『家族ゲーム』はオサラバ坂~が打ちきりになったので「つなぎ的」に制作された為全6話と短いドラマであった。

しかしこの『家族ゲーム』は主演長渕剛、主題歌『good-bye青春』と共に大ブレークして俳優、三好圭一は一気にスターへとのしあがって行った。

金曜日の8時枠に連続出演と言う快挙を成し遂たのである。

『オサラバ坂に陽が昇る』

『家族ゲーム』

『青が散る』

『家族ゲームⅡ』

『中卒、東大一直線もう高校はいらない』

『家族ゲームスペシャル・兄貴の家庭教師は華の女子大生・なのダ』

とTBSの金曜20時枠テレビドラマに連続で出演した。

また他にも『高校聖夫婦』『夏体験物語Ⅱ』『毎度お騒がせしますⅡ』ともはやTBSの顔のような出演状態だった。

同じジャニーズから同じドラマに出演した2人のジャニーズ・ジュニア。

見事なまでに1人は、俳優として成功の道をたどり、もう1人は再び、ジャニーズジュニアに戻ろうとしていた。

成功と挫折。

「明」と「暗」がくっきりと別れたドラマになった。

ドラマにレギュラー出演した後にジャニーズを辞めてしまう人は多い。

元・少年隊の松原君を始め沢山いる。

それは戻る場所が無いからである。

戻っても居場所がないからである。

テレビドラマに出演して、またジャニーズジュニアに戻るのは勇気のいる事だった。

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■ この物語の始まり ■

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■ 彼女との出会い ■

第12話「マッチと彼女とアルバイト」後編

■ ジャニーズに入った時の話 ■

第18話「初めてのオーディション」(後編)

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