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第73話「1983年・新たなる誓い、新たなる波紋」

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第73話「1983年・新たなる誓い、新たなる波紋」

あの頃のジャニーズ 夢と彼女とジャニーズと 



1983年になった。

新しい1年が始まり期待と不安が入り混じった中で新年を迎える事になった。

昨年は僕の人生の中でも激動の1年だった。

1年前の今頃は彼女と大晦日から正月にかけて明治神宮へ初詣に行き、ずっと一緒に過ごしていた。

今年は昨日のレコード大賞に出演後に真っ直ぐに帰宅したが、それでも紅白が終わる少し前の時間になっていた。

その後は彼女との長電話である。

ディズニーキャラクターのセーターはやはり直ぐに解ったようで「目立っていたよ!」と嬉しそうに言っていた。

昨年を振り返ってみると、3月にジャニーズからの手紙が届き、オーディションへ行き、ジャニーズ事務所に入り、ダンスを習い始めテレビやコンサートで踊ると言う普通の高校生では出来ない経験をした。

大晦日にはレコード大賞でシブがき隊のバックで踊り、1年の良い締めくくりになった。

今年は高校を卒業する。

しかし、まだ卒業後の進路は決まっていない。

彼女は就職先を銀行に絞ったと言っていた。

僕はジャニーズを辞めるつもりは無い。

芸能界でタレントとして成功したいと言う気持ちが半分、タレントになれなくてもジャPAニーズのように歌手のバックで踊って成功したいと思っていた。

他の進学や就職と言う選択肢はまるっきり考えてはいなかった。

ジャニーズ事務所に所属している間に何とかジャニーズジュニアから抜け出してその上の特別な存在になりたい。

だから今年は更なる勝負の年だと覚悟している。

現実の世界とはかけ離れ始めた自分がいた。

それともうひとつ。

1月の誕生日で18歳になる。

どうしてもやっておきたい事があった。

普通自動車免許の取得である。

本来なら12月から教習所に通い始め高校を卒業する時には取得したかったが仕事が入り伸び伸びになっていた。

改めて自動車教習所に通う事にした。

免許や資格だけは取れる時に取っておいた方が良い。

親父の言葉にこの時ばかりは同意した。

正月から5日が過ぎる頃に向ヶ丘にある自動車教習所に通いはじめた。

原付バイクに跨がり、正月休みの間中は毎日通っていた。

「今年は絶対に普通自動車免許を取得する!」

そう誓った。

1月も10日が過ぎ長い冬休みが終わった。

残り短い高校生活がスタートする。

久しぶりに二子玉川駅のホームで彼女と逢った。

二子玉川駅のホームで多摩川の風に吹かれて彼女は待っていた。

電話で話しをしていたが逢うのは久しぶりだ。

新鮮な気がする。

「おはよう! 久しぶりだね!」

と言って目をキラキラと輝かせている。

「おはよう!」

と言い返す。

「明日、誕生日だね!プレゼント何が欲しい?」

と聞いて来る。

言われて気がついた。

毎回聞かれて困るのがこの質問である。

欲しい物が無いのだ。

だから決まって言う。

「一緒に居てくれればいいよ!」

「えー、何か欲しい物ないの?」

彼女が首を傾げながらのぞきこんで尋ねてきた。

その表情と可愛さにどきっとする。

「じゃあ、スマイル!」

と言ってみた。

「マクドナルドじゃないんだから!」

と少し頬を膨らませた。

「じゃあ、君!」

「私を包んで届ければいいの?」

「うん!いいね!開けたら裸にエプロンで!」

「オヤジか! ばか!」

他愛ない会話をしながら電車に乗り込んだ。

東急大井町線は5両編成の電車が走るローカルな路線だ。

自由が丘駅まで僅か10分である。

その10分を一緒に居るために、1年半の間、6時前に起きると言う生活をしてきた。

彼女と出会う前は7時過ぎても起きず、毎日遅刻ギリギリで大田区にある学校まで原付を走らせて通っていた。

振り返ってみればあっと言う間の1年半である。

アルバイトで知り合い一緒に通学をし始めたのは高校2年の夏休み明けからだった。

学校帰りに横浜の山下公園のベンチでファーストキスをするのに3週間。

その1週間後に僕の部屋で初めての経験をした。

毎朝一緒に通学し、毎日放課後に街へ行き、毎日1時間、2時間は電話で話しをした。

直ぐにでも一緒に生活をしたかったが、勿論そう言う訳にもいかずキチンと互いの両親に挨拶をして、公認の仲になった。

その翌年の春ジャニーズのオーディションを受けてジャニーズジュニアになるとそれからは日曜日に逢う事は無くなった。

毎週日曜日はダンスのレッスンに明け暮れテレビでジャニーズのタレントのバックで踊り、昨年は二人の思い出をあまり作れなかった。

今年は卒業後どう付き合って行くか、まだ先の事は解らない。

ただいつまでも一緒にいたい、いるのが当たり前だと思っていた。

しかしこの時は、さらに大きな波が押し寄せて来るとは思ってもいなかった。

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たけJI
たけJI 別名:@moonwalker_take。 54歳、2児の父親離婚バツイチ現在独身。 50を過ぎて、未来の自分のために、今までお世話になった方々のために、ブログを通じて夢見る人生を生きていく事を発信していきたいと思います。